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MOTO GUZZI V7 Classic インプレ


Ducati Monster 696 からこのV7 Classicに乗り換えたいと思った理由は、ウェアの趣味が変わった事がそのほとんどです。以前はよくジーンズとかスニーカーとかナイロンジャケットを着て通勤していたのですが、最近ではgear.d.oさん系のウェアをよく着るようになった為バイクとちょっと合わないかな?と思うようになり、以前モーターサイクルショーで見たV7 Classicが今のウェアにはよく似合うバイクだと思った次第です。
まだ納車間もないため完全にファーストインプレッションですが、感想を書きます。

・取り回し

V7 Classicは、696よりも21kg重いため、(乾燥重量182kg)前よりは取り回しが楽ではないです。また、穴の開いたジーンズで(上で言ってることと相反しますが・・・)体をバイクに付けて取り回していたらシリンダーヘッドに触れて軽くやけどしました。お気をつけください。ハンドル位置が696よりも高いため軽いかと思ったのですが、高くて力が入れづらく意外と重いです。




・車体周り

ポジションは、教習所のスーパーホーク以来のクラシカルなものなので、まだ慣れていないせいか背中に力が入ってしまい696よりも疲れます。ハンドル切れ角は十分で、片側1車線の細い道でもUターン出来ます。標準のミラーですが、バーエンドからのはみ出しは大したことはないのですが、高すぎるため696の時使用していたものと同じ形のクロームメッキーバージョン(TANAX APE-101-10 リュートミラー)に変更しました。(正ねじ10mm)

シートは、数値(シート高805mm)も私には高目な上にシート幅があり、さらに足を着く所とステップが干渉するため試乗したときには Ducati Hypermotard 位に感じたため、車高調整可能なリアサス(OHLINS)に変更しサスペンション長は 20mm 短くしています。同時にフロントサスペンションを17mm程度突き出して車高的には15mm程度ダウンさせています。(サイドスタンドに関しては、ノーマルのままですが違和感はありません。)さらにシート裏のゴムブッシュを薄いタイプに変更して5mm、合計で20mm程度はシート高が下がり、感覚的には696+ツーリングシート時(790mm?)と同じくらいになっています。平らなシートのため、ポジションの移動は容易でおしり自体は痛くなりません。

ブレーキに関してはあまり期待していなかったフロントブレーキも普通に利きますし、クラッシックなバイクなのでリアブレーキも普通のネイキッドバイクよりも使えます。唯、バックトルクリミッターが付いていないためラフなシフトダウンのエンジンブレーキは使えません。ちゃんと回転をあわせてあげる必要があります。

タイヤ(METZELER LASERTEC)は久しぶりのバイアスタイヤでラジアルのべっとりした感覚がなく軽い感覚が新鮮です。サスペンションと相まって乗り心地はソフトで快適です。

シート下には車載工具を取れば、おそらく ETC 4 個分程度を収納できるスペースがあると思われます。実際に工具、ETC、車検証、ヘルメット用のロック、さらにカッパの上下(ラフアンドロードのコンパクトタイプ)が入っています。
コーナーリングはとても自然で696と違い何も考えずにスムーズに簡単に傾けることができます。


・エンジン周り

始動はインジェクションですが少しアクセルを捻ってからセルを回し、すぐ戻すような感じで掛ければ1発で掛かります。アイドリングは、696より音質がマイルドでさらに乾式クラッチにもかかわらずメカ音がほとんどしないため、696よりもまわりに気を使わないで済みます。暖機をしないで発進するとギクシャクしますが、すぐに安定します。(お勧めしませんが)
ハンドルのバーエンドが大きかったためハンドルや車体の振動は覚悟していましたが、わりとマイルドでバックミラーもわりとクリアーです。(今のところ4000回転時が一番ブレます。)
1000km位までは4000回転程度までしか回さないことにしていますが、普通に走ります。しかし、この「普通」が696の時の「普通」とは違います。V7 Classicに乗ると加速が遅くてもそれが「普通」の感覚になります。もし696の動力性能がこれくらいだった場合にはかなり遅いバイクになるでしょう。
エンジンは他の方のレビュー同様非常に気持ちよく3600回転が最大トルク発生の回転数であるためか低速で非常に粘り強く2速での交差点通過も得意です。
初めてのシャフトドライブですが特に違和感はありません。696とは全く違って一定速度でアクセルをキープして走ることがとても気持ちいいです。
今まで10台程度オートバイを購入してきましたが、こんなに乗りたくなるバイクは最初に購入したバイク以来です。

各回転での各ギアのおおよそのスピード
回転数 1速 2速 3速 4速 5速
2000rpm 20km/h弱 25km/h強 35km/h強 45km/h弱 50km/h強
3000rpm 30km/h弱 40km/h強 55km/h弱 65km/h強 75km/h強
4000rpm 40km/h弱 55km/h弱 75km/h弱 85km/h強 100km/h強

・その他

タンクが又樹脂製のためタンクバッグが使いずらいです。

いつもホーンを交換していたのですが、デザインされているため交換していません。(音はしょぼいです。)
⇒危険を知らせる能力に欠ける為交換しました。(PIAA SPORTS HORN HO-7 500Hz&600Hz set)

クラッチを切らないとエンジンがかかりません。(この機能があれば696は立ちゴケせずに済みました。)

ハザード機能はありません。(使いませんけど。)

鍵が増えるのが嫌なのでヘルメットホルダーをつけてほしかった。(付ける予定です。)

リザーブに切り替わってからの距離計は便利ですが、ガソリンタンク総容量は 17 gで、リザーブは仕様では2.5gなのにランプが点灯してがんばって給油しても 11 〜 12 gしか入らない。ナゼ?
⇒どうも最初にランプが点灯したときにはまだ6g程燃料があるようです。そこから3.5gを消費するまでは点いたり消えたりを条件によって(加速・減速・コーナー・停車)繰り返します。なので実際にリザーブのランプが点灯してからの走行距離が最低でも数キロにならない限りはまだリザーブ領域では無いようです。
⇒さらに先日ガス欠を起こしてしまいました。そのときのリザーブ走行距離は 20km でした。がんばって給油しましたが 16.7 gしか入りませんでした。これからはランプがついたら早めに給油するつもりです。

外気温30°で3時間程度走りましたが、エンジンからの熱気は696よりは、気になりませんでした。(それでもまあまあ熱いです。)

給油して走行していると、タンクキャップの周りに茶色の油のようなものが出てきます。何でしょう?

アイドルアップレバーがあります。(使っていません。というかレバーを引いてもアイドルアップしません)

⇒コールドスタートレバーとの事なのでアイドルアップレバーではないみたいです。冬までお待ちください。

 



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